支部の紹介

1962年10月12日、コザ自由劇場において200名余が結集して「空軍労働組合」の結成大会が開催され、労働組合としての第一歩を踏み出しました。

 当時の沖縄は米軍統治下にあり、基地労働者の動きを厳しくチェックしていた状況下で自らの生活と労働者としての権利を獲得するために組合を結成しました。

 その後、1964年6月に全軍労へ加盟し、1978年9月に全駐労として、現在、59年目を迎えています。
 組合はその当時、強大な米軍権力に立ち向かい、35日間ストライキや鉢巻闘争などを展開しました。その結果、全軍労闘争は沖縄の激動における労働運動の中で全軍労の戦いは人間回復の戦いとして称されました。

 支部の組合員数は、約1,750名で推移しており、多くの組合員が嘉手納空軍基地で勤務しています。組織の概要としては、16分会、14職場で、四役、執行委員31名、会計監査3名、書記2名で構成されています。
 また、各専門分野として、組織部、教宣部、文化・スポ-ツ部、社保・離対部、労金・共済部、女性部、青年部があり、日々、組合員の相互扶助、文化活動等に取り組んでいます。支部は、特に、組織強化・拡大に重点を置き、取り組みを進め、職場で発生する問題の解決に向けて取り組んでいくことや組合のスケ-ルメリットを活かしての自主福祉事業の推進、生活相談等を行っています。また、組合員への情報提供として、空軍支部ニュ-ス「すくらむ」を発刊し、教宣活動も強化しています。

 支部の活動拠点としての駐労中部会館(1987年12月に建築)は、嘉手納空軍基地の第5ゲ-ト(沖縄市)から南東向け約1.3 kmに位置し、組合事務所、ホ-ル、会議室、和室があります。

駐労中部会館(空軍支部会館)
80名収容可能な支部会館

空軍支部の概要

2022年1月現在

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